ピンマークセット

カミシマイ研究室オリジナル商品第一弾!
「ピンマーク」とは、段ボールの識別のために押されるアルファベットや数字の型です。商品が生まれた経緯や特徴をカミシマイから紹介します。

第一弾の商品ができましたね!とても気に入ってるんですが、一般の人にはあまり馴染みがないかも。そもそもピンマークってどういう時に使われるんですか?

商品出来ましたね! ほんとに一般の人には全く馴染み無いですよね。段ボールにピンホールで文字を入れる物なんですけど、段ボールの部品点数が多い時とかに混在してしまわない様にする為、部品記号や番号を印刷ではなくてピンホールで表記するんです。

木型にピンマークをセットした状態と抜き加工後

印刷するとなるとコストも高いし、版代もかかる。ピンマークは木型に付けられるので、型抜きをするときに一緒に部品番号などを付けられるんですね。

そうなんです。段ボールは厚みがあるので、ピンホールの文字で十分見えるんです。

私も鈴木さんの工場で初めて見たんですが、工業製品のかわいさがあるというか、バーコードの数字とか古いマンションの部屋番号みたいな独特の風合いがありますよね。木型工場ならではの商品になって嬉しいです。
この台座も、木型を作る時の廃材を利用しようということになって。

木型制作時に出る廃材

はい、まさか一般の方にも使って頂ける様に出来るなんて思ってもみなかったです。
でも最近はネット販売する人も多い中、配送用の茶色の段ボールにオリジナリティを持たせる事がピンマークで出来るっていうのは新しいなと思いました。

台座はそうですね。普段木型作りで出る廃材を使ってはどうかという話になって、作ってみたらすごく合いましたね。レーザーでピンマークと同じ書体で文字を入れたら更に良い物になりました。レーザーでカットしているので、ススが少し手に付いたり、レーザーでカットした独特の臭いも少しありますが、廃棄するベニヤ板が減るという事が大事だなと思うのでそこは分かって使って頂けると嬉しいです。

ピンマークを使った年賀状と木型

「えらべる13文字」ってなぜ13文字?!と思いますが、アルファベット全部欲しい人は2セット(26文字)、フルセットは数字とハイフン×2、「ミ」で39文字になります。カタカナは「ミ」の一文字だけ。これはカミシマイふたりの美奈子の「ミ」….ではなくて(笑)フタに対する身の「ミ」。
押し方のアドバイスとかありますか?

はい、身の「ミ」です(笑) 押し方は慣れないうちは上手く押せないと思うので、文字が薄い所と濃い所とになります。そんな時は何回でも重ねて押す事が出来るので、押した上にピンマークを重ねてみて、穴にはまったのを確認してから押し直してください。
あまり力を入れすぎると、貫通してしまいますので、関係の無いところで一度試してから使って頂けると失敗も無く楽しんでもらえると思います。
段ボールだけでなく、革とか他の厚みのある物にも使えそうですね。

パッケージは段ボールで、ひとつひとつ収納できるようにしました。オリジナルデザインのスリーブに入っています。

パッケージも可愛いですね。カミシマイのデザインスリーブ、すごく気に入ってます。これからのオリジナル商品には必ずこのデザインがどこかに入ってきますよね。楽しみです♪ 

ピンマークの商品説明(ショップサイト)はこちら

新商品を開発中だけどパッケージの依頼はどうしたらいいのかな?
自社の商材や加工を活かして何かコラボできないかな…
マーケティング視点を取り入れたデザインにしていきたい…