本格コラボ!箱ピアス&ピンバッジ(前編)

カミシマイ研究室のオリジナル商品第三弾は、「ペーパーサミットに参加しませんか?」という、ホウユウ株式会社の田中さんからのお誘いからはじまりました。ホウユウ株式会社さんは、もずふるサブレ で以前からお世話になっている堺の印刷会社さんです。

大阪府印刷工業組合さんの主催で「ペーパーサミット」というイベントを企画されてるみたいです。どうやらカミシマイ研究室とコラボを希望している印刷会社さんがおられるそうで…

そうなんですか!?では一度お会いしにいきましょうか。


そんなわけで昨年10月末、神戸・ポートアイランドの大興印刷 さんへ、ご挨拶と工場見学にうかがいました。高本社長に案内いただき、コールドフォイルと疑似エンボスの印刷機などを見学。
大興印刷さんはカードゲームやトレーディングカードの印刷を手がけておられるのですが、カミシマイにとってはあまり馴染みのない世界でとても新鮮でした。高本さんの面白いお話に引き込まれ、盛り上がって帰路についたのは良いのですが…

ああ、せっかくの工場見学だったのに、すっかり写真撮るの忘れてました!

あー!!ほんとですね…残念すぎる….

悔しいのでポートピアホテルの写真でも上げときます。バブル世代には印象深いホテルですよね。泊まったことないですが…

その後、高本社長も鈴木研究員の会社・中野木型製作所の工場見学にお越しいただき、1月のペーパーサミットに向けてコラボ商品作りが本格的に始まりました。(この時も写真失念….)

ペーパーサミットは1月15日、あまり時間ないですよね。どんなものを作りましょうか。

大興印刷さんの得意技は、コールドフォイルと疑似エンボス。それを生かした、カミシマイらしいものが良いですよね…うーん。

いろいろ考えて、出た答えは「箱ピアス」!素材はもちろん紙。正方形や長方形、四角錐など立体的な箱の形のピアスです。

疑似エンボスで耐久性もアップするし、コールドフォイルのキラキラ感はアクセサリーにマッチしそう。購入した人が自分で組み立てられるようにして、箱を作る過程も楽しんでもらえたら。

良さそう!トムソン箱の楽しさを伝えられるのも、カミシマイ研究室らしいプロダクト。
それなら接着なしで組み立てられるように設計した方がいいですね。

ピアスを何かの袋に入れるんじゃなくて、パッケージが商品そのものと一体化した感じで、紙一枚で作りたいですね。なるべく簡便に。

そうですね、早速試作してみましょうか。

展開図はフラップ位置などを工夫し、糊なしで組み立てられるものに。
デザインは箱のシルエットや線画をモチーフにしています。ブランド名はカミシマイをもじって「ハコシマイ」に。

デザインが出来上がった段階の打ち合わせで、ようやく高本社長との写真撮影!コールドフォイルと疑似エンボスの入稿方法などをうかがいました。印刷立ち合いにも行くことに。

後編に続く…


新商品を開発中だけどパッケージの依頼はどうしたらいいのかな?
自社の商材や加工を活かして何かコラボできないかな…
マーケティング視点を取り入れたデザインにしていきたい…