本格コラボ!箱ピアス&ピンバッジ(後編)

箱ピアスのデザインと仕様が決定し、鈴木研究員は木型制作へ、三原研究員は入稿データ作成へ。
実際の入稿データはこちら。

CMYK版、フォイラー版(コールドフォイル用)、疑似エンボス版とレイヤーで分けてデータ作成します。大興印刷さんにサンプルデータをいただいて進めましたが、仕上がりを想定するのが難しかったですね。



そして年末も押し迫った28日、大興印刷 さんで印刷立ち合いです。
みなさん半袖!

まずはフォイラー版とCMYK版の印刷です。少し色調整して、疑似エンボス(ハジキニス)工程へ。

疑似エンボス良いですね!特に黒の水玉の分はベースパターンと全然違うデザインにしたので、面白い効果が出ました。

黒の分は角度によって見え方も変わるので、面白いです。 やりますなぁ~、三原研究員。

年始には木型を作って加工所さんへ。15日のペーパーサミット前日に、滑り込みで完成!

できあがった商品はこちら。パッケージと本体が一体になってるところがポイントです。

組み立てて金具をつけるとこんな感じになります。

まずはイベントまでに完成できてよかった…!

アクセサリー本体の部分がトムソン加工時にバラバラにならない様、木型にツナギを入れましたが、実際トムソン加工してみないと分からないのでドキドキしていました。
製品が出来上がってきて、アクセサリー部分がいい感じでパリパリ外れたのでほっとしました。

この木型にいれるツナギ(トメ)が技術なんですよね。トメが多かったら外れにくい、少なかったら軽く触るだけで外れてしまう。
購入した人に組み立ててもらうので、折り順も裏面に入れました。

ピアスとピンバッジの金具の格納場所も最後まで試行錯誤しましたよね。

そうなんですよね。金具はどの辺にどう付けるか相当悩みましたね。
印刷部分にかからない様にする事もですが、金具がアクセサリー本体に当たって傷つけないようにとか、適切な場所がどこか色々考えましたね。

大興印刷さんの全面協力のおかげでなんとか間に合い、明日はいよいよペーパーサミットです!

イベント当日の様子はこちら
箱ピアス、ピンバッジのオンラインストアはこちら

新商品を開発中だけどパッケージの依頼はどうしたらいいのかな?
自社の商材や加工を活かして何かコラボできないかな…
マーケティング視点を取り入れたデザインにしていきたい…