なみへいロールができるまで(後編)
段ボール合紙の工場見学のあと、ライガーさんが取り出したのは片段の小さなロールでした。
実は製造の過程でこの半端な大きさの片段ボールが一定数出るんです。もちろん段ボールなので再びリサイクルに回せるのですが、一旦はでき上がったものなので、何か使えないですかね…
みんな同じなんだなぁ~
私も自分の会社で出る端材、何かにならないかなぁといつも考えてるもんなぁ・・
なるほど….このロールのように工場から出る規格外のもの、製品としては使えないけどクオリティは製品と同様、というものをカミシマイ研究室で商品化できたら面白いですよね!
そして試行錯誤すること数週間…
半端な片段ロールが商品になりました!その名も「なみへいロール」
プラの代わりの、エコな片段ボールの梱包材です。厚みのある片段(B段)なので安心感ありますね。
巻きつける・包む・保護、色々と使えそう!
カミシマイオリジナル段ボールでできた外箱は、正面にミシン目がついていて、そこを開けるとロールが引き出せる仕組み。中央に芯があるので気持ちよく引き出せます。ロールも箱も芯も全て段ボール素材!
引き出して、好きなところでカットして使えます。全長9Mでリフィル付き!
両脇から出てる芯を回して、長さの調整もできますね!
先日、パッケージアカデミーの受講者さんに鉄筆を送った時も梱包材として活躍しましたね〜
片段なので曲げやすく、厚みもあるのでビンなどの割れ物の梱包にも使えそう。ただ、段ボールなので水には弱いですが。
フタを開けたらこんな感じ。フラップに穴があいてるので、写真のように引き出して壁掛けにもできます。リフィルの入れ替えも簡単です。
正面から見ると顔みたいに見えますね ロボット? 笑
会社や自宅にあると和みそうな風合いも気に入ってます!工作にも使えるかも?
段ボール工場とカミシマイが協働で作った「なみへいロール」。
無駄をなくし、創意工夫でカミシマイ研究室の新商品となりました。これからもいろんな工場と連携して、面白くてエコなものづくりをしていきたいですね!
なみへいロールの商品説明(ショップサイト)はこちら